「どのくらい運動すれば、やせるの」?

2021.03.01

「どのくらい運動すれば、やせるの」?
ダイエットする方法を悩む

と患者さんやクライアントに聞かれることが多々あります。
非常に難しい質問ですよね!

解釈に困ることがあります。なぜか?

痩せ方に、沢山種類が有るからです。では、何例かピックアップしていき、メリットとデメリットをデイエットの仕方をまとめてみます。

ダイエット法1

ケース1

希望:単純に体重のみを落としたい。

ダイエット法・・・食事のみを制限する

メリット…標準体重(一般的に言われているのが、身長−110)172cmであれば、62kg。健康診断などで、メタボリックシンドロームと診断されなくなる。体重が有るという、ストレスから開放。

デメリット…急激にこの体重に戻すと、必ず筋肉も落ちてしまう。皮下脂肪は落ちたが、内臓脂肪は残っている可能性がある。スタイルは、保ててない。食べれないストレス。

ダイエット法2

ケース2

希望:どうせなら、スタイル良く痩せたい。

ダイエット法:運動(最低6〜8METS)と食事

メリット…目標体重に + スタイル良く痩せる事により、「かっこいい自分」「きれいな自分」になれる。自身がつく。洋服の種類が着れるようになる。健康になれる。
デメリット…必ず、トレーニングが必要。お腹周りであったり、二の腕、お尻などのエクササイズが必要になります。食事も筋肉量を落とさずになので、タンパク質中心になる。

ダイエット法3

ケース3

希望:見た目を重視した体になりたい

ダイエット法:食事と高負荷トレーニング(8METS以上)

メリット… 自分の思い通りの肉体美になれて、自己満足度が非常に高い。他人から褒められる事に快感を覚える。

デメリット… ケガをしやすくなる。トレーニング器具が必要になる。食事の回数も1日4〜6回以上摂取し、お腹を減らないようにしなければならない。

この他にも様々なパターンがあると思います。

当院の対象は、ケース2が非常にマッチングします。

 

ケース1のダイエット法が、食事のみでしたら、食事量を単純に減らせば良いだけなので、私達は必要ないですもんね。ご興味が有る方が、いらしたら今度ブログで食事のみでダイエットする方法を載せてみようか検討します。
では、ケース2の「スタイル良く痩せたい」ですが、女性では、くびれやバストアップ、ヒップアップなどのご要望が多いです。男性では、ムキムキにはなりたくないけど「かっこいい身体」になりたい等のご要望が多いような気がします。

ケース3は、完全に自己満足の世界です。周りを気にせず、ご自分のやりたいようにやって下さい。ケース3の方は、かなりこだわりが強いので、私達も介入はしません。「ケガをした」時のみ、アドバイスを少々させて頂いてます。なんでもやり過ぎは、少々周りに嫌がられる傾向がありますね(笑)。私も19歳ごろ、体重50kg→68kgまでプロテインとジムで本格的に半年鍛えて、実家に帰ったら妹に「ウザっ」と言われたことを覚えてます(泣)😅

おすすめは、「スタイル良く痩せること」をお勧めします。必要な筋肉を鍛えることで、自己満足も高くなり、周りの評判も一番いいです。私が挑戦した1例をご紹介させて下さい。

ダイエット前 体重 70kg 身長172cm 41歳

目標体重65kg コンセプト→ スタイル良く痩せたい

血糖値計測器

ダイエット法:食事とトレーニング
食事法:フリースタイルリブレという血糖値を測る医療機器を4週間測り、血糖値が上がる食べ物と上がらない食べ物を鑑別。その後、タンパク質中心の食事。
トレーニング法:ジョギングを週に3回(有酸素運動) 器具を使用したトレーニング週2回(無酸素運動)  計 1週間の運動時間 150分

一ヶ月後→69kg 二ヶ月後→67kg 3ヶ月後→65kg 

最初の一ヶ月半は、中々痩せません。たくさんのダイエット方法を自分で試しましたが、一ヶ月半は痩せません。大体これで、皆さん心が折れます。しかし、もう少し頑張れば道は開けます。
ですから、かわうちパーソナルジムでも最低2ヶ月コース〜になります。
食事も、血糖値を測りながらなので、妻に嫌われます。(笑) 料理が面倒くさいと・・・

結論づけると、最低でも痩せ始めるのに一ヶ月半はどうしてもかかります。ですから2ヶ月は、頑張りましょう!!!
そうすれば、当初の
「どのくらい運動すれば痩せるの」
の答えが伝えられるかなと思います。
運動のやり方は、千差万別です。ある程度の負荷がないと痩せません。途中「METS」という単位がありましたが、下記の表をご参考にして下さい。運動の負荷の単位になります。
厚生労働省のMETS表示→ https://www.nibiohn.go.jp/eiken/programs/2011mets.pdf

 

ダイエッとは、体重を落とすことも大事ですが、落とした体重を維持する事も非常に大事になります。お恥ずかしい事に、私は、5kg痩せて→5kg太るということを、ほぼ毎年繰り返したます。若い頃は、少し食事制限をすれば痩せたのですが、35歳を過ぎた頃から中々痩せなくなりました。(泣)

たくさん、ダイエット法を試してきた、また体重を増やすことも挑戦してきました。気持ちもわかります。

私達を一緒に「スタイルよく痩せること」を目指しませんか?
お待ちしてます。

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かわうちはり灸整骨院